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『私の宝物』

※志ネットワーク発行 「デイリーメッセージ平成20年7月号」より

『私の宝物』   平成20年7月28日 6221号

 私が塾長を務めている『夢甲斐塾』は、開塾して八年目を迎えた。過去の一年間、一緒に学んできた七期生の出発式と、これから一年間、新しく共に学ぼうという八期生の入塾式を、同じ日に行った。『夢甲斐塾』は、私が山梨に出かける日程に合わせて行事を計画するので、同一日に、出発式も入塾式も、いっぺんにやってしまおうというわけだ。もっとも、これはこれで、なかなか良い点もある。出て行く人達と、入ってくる人達が、共に顔を合わせてそれぞれの式典に出られるので、仲間意識を持てる。特に今回は、出発式と入塾式を済ませた後、合同のバーベキューパーティーを行った。おかげで、七期生と八期生は、すっかり打ち解けた様子であった。 
 今回入塾した八期生は、二十九人。大幅に、入塾者が増えた。とりわけ、七十歳以上の人が二人いたのには驚いた。もっとも、二人とも、入塾式には欠席した。はたして、日程の都合がつかなかったのか、それとも最後に逡巡したのか、定かではない。誰に聞いても、正確なところはわからなかった。“幻の塾生”に終わるのだろうか。
 入塾式の恒例の企画は、「私の宝物紹介」だ。一期生の時から、塾生の自己紹介として、「自分が一番大切にしているもの」を持参して、紹介してもらった。私は、自分の主宰する場では、いつも一ひねりした自己紹介をしてもらっている。通り一遍の自己紹介では、なかなかみんなの記憶に残らないのだ。「宝物持参」の一ひねり・一工夫で、とたんにみんなの個性が表に出てきて、興味深くなる。
 最初に立ったのは、田端成治君。今も、彼の名前をはっきり覚えているのは、「宝物」に特徴があったからだろう。彼が最初に手を挙げて立った時、横に若い女性が寄り添った。「これが私の妻。宝物です」と言う。この日、何人かが、家族、妻、子供を、「私の宝物」として紹介してくれた。しかし、本人を連れてきたのは、田端君だけだ。後の人は、「一緒に行ってくれと頼んだけれども、断られました」などと、いささか力弱い。
 もともと、「私の宝物持参」のアイディアを考えたのは、私である。私は、どんな時でも、「何か一工夫」を心掛けている。形にはまった、通り一遍が一番嫌いだ。どんなことをする時でも、「一工夫を加える」ことによって、自分の個性を表に出せるのだ。今回も、現物を持参した人達は、揃って、印象が深い。今でも、はっきりと記憶にとどまっている。大きな楽器を持参して、その場で演奏してくれた人のことなどは、もう忘れられない。かつてない多人数の塾生が、何人最後まで続けられるか、楽しみだ。
 
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夢甲斐塾は上甲晃塾長の教え『自修自得』の心で実践と凡事徹底を基本的な理念としております。

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